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マイナンバーで国民は国家の奴隷になる

2015/03/17 12:07
国民一人一人に番号を割り振るマイナンバー制度が来年一月から始まる。
社会保障や税の一元管理がその目的だが、その利用範囲は、その他のものにも拡大される。
今後は以下のものもマイナンバーで管理されるようになる。

・預金口座
・メタボ健診の記録
・予防接種の記録
・診療情報
・戸籍情報

おそらく今後は、マイナンバー導入によって、ますます国家による国民管理は強化されるだろう。

メリットもある。
年金給付の申請や税金関係の申告などで、手続きは簡素化される。
預金口座へのマイナンバーの登録が必須になった場合は、政府が個人の資産、金の動きを正確に把握するようになり、脱税防止にもなる。
マイナンバーのICカードが健康保険証がわりに使えるようになる。
医療機関のカルテや診療報酬明細書などもマイナンバーで管理される。
患者の受診歴、投薬歴などもマイナンバーで管理される。
マイナンバーでの管理が戸籍情報まで拡大された場合、結婚やパスポートの申請、遺産相続などの手続きで戸籍謄本の提出は不要になる。
ネット上で個人用ホームページが開設され、そこで納税状況などを簡単に確認できるようになるのもメリットだ。

要するに、国家は現在、国民を管理しているのだけど、その管理を簡単にできるように、すべての個人情報の管理をマイナンバーで一元化してしまおう、ということである。
国家の運営に対して、どこまでも協力的で、税金支払いなどでも、やましい事は一つもない人にとっては、マイナンバーの導入で困ることは一つもない。
ただ国家に不信感を持っている人にとっては、実に苦々しい話である、マイナンバーの話は。

むやみやたらとむしり取る税金。
そして税金の無駄使い。
ろくでもない使い方をされている税金。
税金の浪費。
一部の人のみが参加できる政治。
理不尽の多い社会。
エリート意識の高い、心の冷たい政治家たちによる支配。

そういう社会であればあるほど、国民は国家には協力したくないと思う。
なるべく関わりたくないと考える。
しかしマイナンバーによる支配が強化されることで、問答無用、強制的な支配が強化される。
政治が悪かろうと良かろうと、強制参加である。
国家の支配に協力的でない者は、社会の底辺に突き落とされる。
その中で、唯一できる建設的なことは、政治に参加して、世の中を良いものに変える努力をするということなのだけど、それは狭き門である。

政治は一部の人間のみが参加できるものである。
国民一人ができることはせいぜい選挙で一票を投じること。
しかしその一票は組織票に比べると効果の小さいものである。
だから政治に参加せず、政治の動きを横目で見ながら、うまく世を渡っていこうとする人たちもいる。

世の中、金じゃい!

と、その人たちは思う。
金があれば身を守れる、と考える。
預金口座の金の出入りを把握されることで、その最後の砦の金もまた危機に脅かされる。

いきなり全部、取られたりするんじゃねえの?
なんか変な法律に違反したとか難癖つけられて。
と、不安になる。

つまりそう、これからますます国家はやりたい放題で、国民の奴隷化はますます進行する。
その中で、身を守るには?
そう、お金は手渡しが一番だ。
そしてお金の保管は、土に埋めておくなり、大きな石の下に隠しておくなり、森の中に隠しておくなりしたほうが良いのかもしれない。
記者・東河


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